◇協力団体

ビッグイシュー日本は、「ホームレスの人々の救済ではなく仕事を提供する」ことを目的に活動しています。具体的に は、ホームレスの人々の自助・自立を促すために、路上で雑誌を販売してもらい、その売り上げの50％以上を彼らの収入にするというしくみです。2003年 9月の創業から2013年3月までの9年半の間に1,427名が販売者に登録し、雑誌売り上げ累計571万冊、販売者への提供金額は8億2千万円になりまし た。また、164人がビッグイシューの仕組みを使って路上生活を抜け出し、次の仕事に就きました。平均的な売り上げ数の販売者は簡易宿泊所に泊まるなどして、路上を抜け出すことが可能になりつつあります。

【団体ＨＰ】http://www.bigissue.jp/anniversary2.html

『ビッグイシュー基金』は、有限会社ビッグイシュー日本を母体に設立された非営利団体です。ビッグイシュー日本の活動を通して、ホームレスの人々の自立には、就業を含めた総合的なサポートが必要であると考え、それらを実現するた めに2007年9月に非営利団体ビッグイシュー基金を設立し、2008年4月にNPO法人の認証を受けました。ビッグイシュー基金は、人々が居場所と出番をもつ包摂社会を目指し①ホームレスの人たちの自立応援、②問題解決のネットワークづくりと政策提言、③ボランティア活動と市民参加の事業を進めています。

【団体ＨＰ】http://www.bigissue.or.jp/

<もやい>は、アパートで新生活を始める人々の、暮らしの基盤づくりをお手伝いします。経済的に貧しく、人とのつながりにおいても孤立してい る。このことが今、路上・公園・施設・病院など、広い意味での「ホームレス状況」に置かれている人々にとって、自立をさまたげる大きな要因となっていま す。そしてその「人間関係の貧困」を象徴するのが、「アパートに入居したくても連帯保証人が見つからない」という問題であると言えます。
  私たちは、アパート入居に際して連帯保証人を提供するシステムを構築すると共に、共通の課題を抱える当事者同士の交流を通じて、社会的な孤立状態の解消を めざします。そして、人間関係を新しく紡ぎながら、安心して地域社会での生活を築けるよう、専門家の協力も得ながら、「困ったときにはお互いさま」と言え るつながりを作っていきます。
  「自立」とは、ひとりで生きることではなく、つながりの中で生きること・・・人生の再出発を迎える皆さんと一緒に、新生活の基盤づくりをお手伝いする。そ して、誰もが排除されることなく、安心して暮らせる社会をつくっていく。それが私たちの活動指針であり、理念です。

 【団体ＨＰ】http://www.moyai.net/

ひとさじの会は、食べるのに困っている人へほんの一匙の重湯を差し上げるような、本当にわずかな支援さえ満足にできないかもしれないけれど、それで もその 人に寄り添いたいと想う浄土宗の僧侶たちがつくった団体です。主に地域社会やNPO団体と協働してホームレス支援など、社会的弱者の方の支援活動を行って います。支援活動を通じて、共にさまざまな人とふれあい、学びあい、助けあい、慈しみに満ちあふれた社会を形成していければ幸いです。

【団体ＨＰ】http://hitosaji.jp/

1984年に坂本龍一、矢野顕子、大貫妙子、EPOらのアーティストが名乗りを上げて設立されたレコード会社。その後も小野リサ、清水ミチコ、サ ニーデ イ・サービス、ゆらゆら帝国、グループ魂ら個性的なアーティストの作品をリリースしてきました。設立当初から「3年後、5年後の成果を見据えたアーティス ト育成」をスローガンに活動。最近では一極集中になりがちな現在の音楽シーンを刺激する、ハンバート・ハンバートや寺尾紗穂など強い個性を持つアーティス トを輩出しています。

【レーベルＨＰ】http://midiinc.com/