◇出演アーティスト

●加川良(かがわ りょう)

1947年11月21日 滋賀県生まれ。学生時代、GS(グループサウンズ)のボーカリストとしてビートルズ、ローリングストーンズに代表されるリバプールサウンズのコピーバンドでセミプロ的な活動をする。卒後、就職したアート音楽出版は、当時、関西を中心に広がりをみせていたURCレコードの出版会社であり、高石ともや、岡林信康、高田渡などのフォークシンガーが所属していた。フォークソングと呼ばれる音楽には興味が持てなかったものの、彼らが使う”アコースティックギター”と”日本語”の新鮮な響きに魅せられ歌づくりを始める。1970年”第2回全日本フォークジャンボリー”に薦められるまま飛び入りで『教訓1』を歌い、デビュー。現在、「プライベート加川良」としての動きとともにバンド活動、そして数多くのミュージシャンたちとのジョイントにて1年に全国をひと回りのペースでLIVEを続けている。

 

【公式HP】http://www5f.biglobe.ne.jp/~twins/

 

●NRQ(New Residential Quarters)

読み方は「ニュー・レジデンシャル・クォーターズ」。略して「NRQ」。2007年に吉田悠樹 (二胡) + 牧野琢磨 (guitar)デュオとして活動を開始。2008年には服部将典(contrabass) が参加。中尾勘二氏(drums / sax / tb / cl) にも参加を依頼、現在はカルテット編成となっている。合計12弦とドラムスで、訥々とした新興音楽を奏でる。バンド名は “新興住宅地” の意。


2010年2月、1st CD『Old Ghost Town』
2012年1月、2nd CD『のーまんずらんど』
2013年1月、Remix アナログ盤『THE INDESTRUCTIBLE BEAT OF NRQ』

 

【公式HP】http://nrqmakino.exblog.jp/

 

●七尾旅人(ななお たびと)

1979年生まれのシンガーソングライター。98年のデビュー以来、驚異の3枚組アルバム『911fantasia』や『Rollin' Rollin'』『billion voices』で旋風を巻き起こし、2012年、最新アルバム『リトルメロディ』をリリース。唯一無二のライブパフォーマンスは必見。自身のライフワークと位置づけ全国各地で開催してきた弾き語り独演会「歌の事故」、全共演者と立て続けに即興対決を行う「百人組手」の二つの自主企画を軸に、各地のフェス、イベント、Ustでも伝説的ステージを生み出し続けている。2013年からは声だけで新しい音楽を追求するバンド「VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!」も始動しさらに目が離せない(現在、超絶ヒューマンビートボクサー櫻井響とオルタナティブ聖歌隊カントゥスと小鳥2羽を擁する)。開発に携わって来た自力音源配信ウェブサービスDIY STARSを使って2011年3月17日より【DIY HEARTS 東北関東大震災義援金募集プロジェクト】を継続中(http://www.diystars.net/hearts/)。情報は主にTwitterとメルマガにて発信中。

 

【公式HP】http://tavito.net/

 

●寺尾紗穂(てらお さほ)

1981年東京都生まれ。大学時代に音楽活動を始め、2005年バンドThousands Birdies' LegsでCDデビュー。06年アルバム『愛し、日々』でソロデビュー。07年『御身onmi』でミディよりメジャーデビュー、大貫妙子、坂本龍一、星野源らから賛辞を得る。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」の主題歌を担当。08年『風はびゅうびゅう』、09年『愛の秘密』、10年『残照』、シングル『「放送禁止歌」』を発表。CM音楽やナレーション、エッセイ、ノンフィクション、書評などの分野でも活動中。『真夜中』(リトルモア)にて「南洋と私」を連載。09年より来場者にビッグイシューを配布するサポートイベント「Sing with your neighbors」を主催。著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)『愛し、日々』(天然文庫)がある。2012年6月6日七尾旅人、キセル、イルリメ、ダースレイダーらをアレンジに迎えた6thアルバム「青い夜のさよなら」を発表。今秋より公開の安藤桃子監督作品「0.5ミリ」の主題歌に「残照」を提供している。

 

【公式HP】http://www.sahoterao.com/

 

●ソケリッサ

「ソケリッサ!」この言葉は造語で「それ行け!という言葉の勢い、前に進む」という意味を持つ名前です。メンバーは出演をするアオキ裕キ、そして路上生活者および元路上生活経験者で構成されており、ダンスを主とした肉体表現を行います。路上生活者の肉体表現からは何が生まれるのか、この路上生活者が人前に立ちライブをすれば何が起こるのか?という視点より2005年から参加者を集め舞台や路上などで芸術活動を行っています。

 

【公式HP】http://sokerissa.net/

 

●石橋幸(いしばし みゆき)

大学時代より演劇活動を始め、劇団「仲間」に7年間在籍。1980年より原語で歌うロシア、ソ連の歌謡、俗謡コンサートを開始。日本各地での公演の他、ハバロフスク、ウランウデ、イルクーツク、マガダンでライヴコンサートを行い、テレビ、ラジオにも出演する。家の故中上健次氏構成、演出のコンサートにも参加。最近では、紀伊國屋ホールでの劇場コンサートも毎年恒例になり、各地でのライヴ活動も数多く行っている。2010年4月、ロシアクレムリン宮殿で行われた歌謡祭「シャンソン・ゴーダ(シャンソン・オブ・ザ・イヤー)」に日本人で初めてゲスト出演し、特別賞を受賞。ロシアでは1987年より毎年ライヴコンサートを行っている。今年も7月に渡露、マガダン、ハバロフスクに於いてコンサートを行う予定。チェーホフ「かもめ」「桜の園」、ゴーリキー「どん底」などの新翻訳も手がける。

 

【公式HP】http://yobukoe.exblog.jp/